株式のグラフ

貯金や投資でお金を増やそうとする時、どのような方法があるでしょうか。
最近の金利の低下によって普通の預金はもちろん、金利が良いはずの定期預金ですら1%にも及ばない状況です。

預金して増えないのなら、寝かせている資金を運用して株式投資をしてみるのはどうでしょうか。
バブル期に10%近かった金利もマイナス金利も設定されている状況で、個人が銀行にお金を預けて金利収入を得るというのは非常に高いハードルがあります。

株式投資ではリスクをコントロールしながら堅実に増やす事ができます。
ハイリスクハイリターンな銘柄に全財産を賭けて、ということも出来ますが、安定した銘柄を選んで地道にコツコツと増やしていく買い方も十分可能です。
また会社四季報のようなガイドブックもありますので安心して始めることが出来ます。

では、株式投資はどのように始めれば良いか、どのような買い方をするべきか。
最初に株を買うところから順を追って確認してみましょう。

いざ株を買ってみる!

株の買い方にはどんなイメージがあるでしょうか。
デイトレードや先物取引などという言葉を聞いたことがある人はいると思います。
証券会社に電話をして注文をしたり、机いっぱいにディスプレイを並べて株価を睨みながらキーボードを叩いたりなどでしょう。
どちらもよくある株の買い方ではありますが、最近は会社四季報などの株価情報を参照しながら、ネット証券での取引が普通になっています。

ここでは必要な資金について、株の選び方、そして株の買い方について説明します。
順番に見ていきましょう。

株取引を始める際の資金について

金額で言うと、300万円程度が目安で、最低でも100万円は必要です。
ある程度株価の安定した銘柄の買い方を選ぼうとすると、最低でも数十万円は掛かかるため、リスクを分散するために株価の安定した複数の銘柄を買っておこうとすると、どうしても300万程度が必要になります。
もちろん、多数ある銘柄はそれぞれ株価が違っていますし、株価が安いものなら5000円程度から買うことが出来ますが見込める利益も10円やそれ以下になっていきます。
最低でも数百円掛かる手数料よりは多く儲ける買い方をしないと株価が上がった後に売れたとしても結果的に損をしてしまいます。
株価が安い銘柄だからと言って株価が安定しなかったり、利益が見込めそうもない銘柄を選ぶ買い方は良い買い方とは言えません。
会社四季報のようなガイドを参考にしながらちょうど良い株価の銘柄も探してみましょう。

銘柄の選び方についてのポイント

好きな会社の株価がどんどん上がれば、株を買った人も会社も利益が出ていい事ずくめですが必ずしも単純に株価が動かないのが株の面白いところで、やり甲斐でもあります。
株の買い方、選び方が分からない時は会社四季報のような情報をガイドにすると良いでしょう。

証券取引所に上場しているたくさんの会社の中から、株価が上がりそうな会社を選ぶのは容易ではありませんが、手がかりになる情報を掲載した「会社四季報」という本が売られています。
会社四季報は株式の取引が可能な会社のあらゆる情報を掲載している投資家必携のアイテムです。
会社四季報には業績、資産状況から従業員の人数や取引先、株主一覧など、株取引の手がかりとなる情報量はトップクラスです。
会社四季報以外にも、会社四季報同様の株取引に役立つ情報誌や情報サービスが幾つもの会社から提供されています。
株の売買に慣れてきたら是非、会社四季報を含め様々な会社から提供される情報に目を通してみましょう。
資産が何倍にもなるようなヒントが隠れているかもしれません。

株の買い方

最初はどの会社の株を買えば良いのでしょうか。
株取引で利益を出すためには値上がりしそうな銘柄を狙って買い、株価が上がった時点で売らなければいけません。
しかしどの銘柄が値上がりするかはわかりません。
新聞を読んだり、会社四季報のような情報誌を参考にするのもいいかもしれません。
それでも決めかねる場合、自分が好きな商品を取り扱っている会社の株を買ってみましょう。

株価はさまざまな要因で上下しますが、その原因は政治状況や為替相場、会社の経営状況など非常に複雑で「これが原因で上がった(下がった)」とは一概に言えない程入り組んでいます。
しかし自分が好きな商品であれば、それがどんな物で、どれくらい売れているのかなど情報を通じて、複雑な株価の上下を理解しやすいはずです。
好きな商品を取り扱っている会社の銘柄で儲かれば、ただお金が増えるよりも嬉しさが増えます。

銘柄を選んだら、買い方自体は簡単です。
会社四季報のような情報誌で買いたい銘柄を調べながら、会社名か証券コードで検索します。
候補に上がった銘柄を選択すると、その会社に関するさまざまな情報が表示されます。
会社名、証券コード、発行株数、単元株数、株価チャート、板などなどです。
ネット証券によっては、リアルタイムで上下していく株価を見ながら売買をすることも出来ますので、参考にしながら表示した注文画面で株の買値と数量を指定して買い注文を出しましょう。
もし分からなければ買い方のヘルプも参照できるはずです。
これで株の買い注文が完了します。

簡単にネット証券での株の買い方を説明してきました。
買い方や手順は確認できたでしょうか。
株の買い方のイメージを少しでも掴んでいただけたと思います。
買い方やポイントを抑えて、安定した銘柄で取り引きに挑戦しましょう。

株を始めるのに必要なもの

株を始めるには何が必要でしょうか。
もちろん資金も必要ですが、他にも必要なものが幾つかありますので詳細を順番に確認して行きましょう。

証券口座での口座開設、資金、そして情報が必要です。
銀行で口座開設をすることで、初めて契約者と口座番号を知る相手とお金のやり取りが出来るように、証券会社に口座開設をすることで初めて株式の取り引きを始めることが出来ます。
情報としては会社四季報やその他の分析情報が必ず必要です。
資金が必要というのは言うまでもありません。

まずは口座開設する前に証券会社を選ぶ必要があります。
証券会社はほとんど同じということはなく、証券会社ごとにさまざまな特徴があります。
手数料やサービス、また取り引き時にプレミアを付加したりと同じようにみえる証券会社も実際はかなり特徴的な部分があります。
また証券会社も店舗を構えているだけでなくネット経由でだけ営業しているネット証券も有名です。

株取引で必要な資金

すでに説明した内容となりますが、概ね300万円が必要ですが、もしより低い金額から始めたいという場合は取引手数料が無料の証券会社を選んで口座開設しましょう。
会社四季報に掲載されている一覧から10万円程度から購入できる銘柄をチェックすることで取り引きを始めること自体は可能です。

しかし少ない額の取り引きの最大のデメリットは儲けられたときの利益も取引額と同じように少なくなってしまうということです。
また、購入した銘柄の株価が意図した値動きをせず、しばらく様子を見ようという判断をした場合に、資金の大部分を使ってしまうことになるので、他の銘柄を購入してバランス良く利益を狙うという事が難しくなります。
裏を返せば、余裕を持った資金で複数の銘柄を同時に運用することでどのような局面でも利益を安定して上げやすいという事になります。
もちろん、これだという銘柄に資金を全部注ぎ込んで購入した銘柄の株価が大暴騰したときのような利益は得られませんが、安定した利益が得られるため、この方法をおすすめします。

株取引に必要な情報の入手

会社四季報という投資家必携の情報誌があることは説明しましたが、この会社四季報はただ持っていれば良いという魔法のアイテムではありません。
会社四季報に掲載されている大量の情報の中から有用なものを選択しながら、株取り引きの判断材料を見つけるため、会社四季報に掲載されている大量の情報を分析する必要があります。
企業の業績から株式としての状況を推測することをファンダメンタルズ分析と言います。
会社四季報ではこのファンダメンタルズ分析に必要な年度ごとの業績データが掲載されているので、「どの銘柄の株を買うのが有利か」を会社の業績から判断しようとするときに会社四季報は必ず必要になってきます。
殆どの会社が自社のウェブサイトで会社四季報以上に詳しい業績データを掲載してはいますが、すべての会社の数年分のデータをまとめるということは不可能です。

会社四季報に頼るのが唯一分析の近道と言ってもいいでしょう。
会社四季報のような判断材料を提供する媒体としては、上場企業の業績情報をまとめた情報誌や証券会社が独自に提供する情報サービスや、
株式分析を専門に扱う会社の提供情報などもあります。
また、テレビやラジオ、またインターネットでもある程度の質の情報は手に入ります。
しかし、もっとも重要なことは情報の分析と振り返りです。
会社四季報も含め、さまざまな情報をまとめながら銘柄の株価を見極めて賢く資産を増やしていきましょう。

説明はいかがでしたか。
必要なものが確認できたでしょうか。
最低限必要なものはカバー出来たと思いますが、銘柄の詳細な情報など取り引きに必要なものは人それぞれです。
会社四季報のような情報誌をみながらおさらいして利益をあげられるよう練習していきましょう。

口座開設の一連の流れ

ここまで株の買い方や選び方などを説明してきましたが、イメージは掴めたでしょうか。
基本的には会社四季報のような情報誌を参考にしながら、分析を行って複数の銘柄をバランス良く購入して利益を上げていくことが非常に重要です。

さて、会社四季報には銘柄ごとの業績や株価など、株取引をする上で非常に重要な情報が大量に掲載されていますが、株取引をするための前提となる口座開設の仕方や証券会社の違いなどの内容は掲載されていません。
口座開設をする証券会社の特徴や、証券会社なかのネット証券とそれ以外の証券会社の違い、口座開設をする特定の証券会社で使えるお得な買い方など、具体的な内容を説明したいと思います。

まず口座開設をする前に、証券会社の違いから見ていきましょう。
証券会社はネット証券とそれ以外の証券会社があります。
ネット証券は店舗や窓口がなかったり、サポートがメールやネットのみだったりと一見不便な印象があるかもしれません。
しかし、分析情報や株価のリアルタイム提供やメールでの情報提供、そして株取り引きのための専用ツールの提供などネット取引ではネット証券に明らかな強みがあります。
また、口座開設でもネット証券では何枚もの書類に手書きで記入して、必要な書類を集めて何度も郵送したりという手間がありません。
ネット証券ではほぼすべて口座開設はネット経由で行うことが出来ます。
口座開設の手続だけでなく株価情報の入手から買い方まで便利になっているのはネット証券の強みです。

口座開設の手順とは

口座開設にはどのような手順が必要かを確認しましょう。
証券会社全般については説明が難しいのでネット証券でよくあるケースを想定して説明します。

まずはどのネット証券にするかを決めて、そのネット証券のウェブサイトから申し込みをしましょう。
ネットではネット証券含めて証券会社の比較などを掲載しているサイトがあるので、比較内容を参考にしながら口座開設する証券会社を決めます。
口座開設する証券会社が決まったら、その証券会社のウェブサイトにアクセスし、口座の開設を案内しているページに進みます。
殆どのネット証券でそのようなページは目立つところに用意されていますし、申込みのページではその証券会社での買い方の特徴や、メリット、また口座開設に伴う特典などが記載されていると思います。
内容に納得したら、更に氏名や住所電話番号などの個人情報を記入します。
ここでは個人情報だけでなく、勤務先の情報、そして株取引の経験なども記入します。
また買い方のスタイルや目的、所有資産の額なども記入することが多いと思います。

口座開設後は証券会社からメールで定期的にお知らせなどが届きますが、ここで買い方などの情報を記入しておくことで自分向けの情報を受け取ることができます。
ネット証券ではこういった顧客に合わせたサービスが受けられることがメリットになっています。
記入が済むと、身分証明書やマイナンバーカードを携帯やスマートフォンなどで撮影して送信することで、ネット証券での口座開設手続きは終了です。
手続の終了後に証券会社内での審査がありますが、特に問題がなければ口座開設が完了します。
一週間程度でネット経由の株取引を行うために必要なログイン情報や案内などがネット証券から郵送されますので確認をしてください。

ここまででネット証券での口座開設の一連の流れを説明してきました。
ネット証券、または証券会社ごとに細かい部分で違いがあると思いますが、口座開設の大まか流れとしては以上となります。
証券会社のなかでもネット証券では口座開設の手続が非常に簡単なだけでなく、株価や市場状況の情報提供から買い方の参考になるようなメールの配信など、ネットを中心にしたサービスが非常に充実しています。
買い方や売り方に迷った時に配信されるメールは大変参考になりますし、ウェブサイトにリアルタイムに掲載される膨大な情報が簡単に得られる事も、口座開設が簡単なだけでないネット証券を選ぶことの大きなメリットです。
もちろん、ネット証券でない普通の証券会社でも手続をネットで完了出来る会社も増えています。
重要なのはネット証券かそうでないかだけです。